T-3 電話機/T-3 Telephone
ヤコブ・イェンセンの電話機T-3です。
イェンセンはデンマークの高級オーディオブランド、バング&オルフセンの
デザイナーとしても有名です。
この電話機はとてもシンプルなデザインですが、
ABS樹脂とメタルの質感が素晴らしく、独特の高級感が漂います。
受話器を置いた状態だと本体とフラットになり、
グラフィックデザイン的な美しさを見せてくれます。
ボタンのアイコンも洗練されていておもしろい。
ただ、少し分かりにくですけどね...
固定電話機自体、あまり使わなくなりましたが、
これは欲しいと思わせる普遍的な何かがありますね。
電話機としてこれ以上ないシンプルさ、
洗練された美しさ、
思わず手に取りたくなる機能的な魅力。
同じミニマルデザインのMacが好きな人には、
横に置きたくなるアイテムですね。
□名称
T-3電話機/T-3 Telephone
□作者・デザイナー
ヤコブ・イェンセン/Jacob Jensen
□メーカー
ヤコブ・イェンセン/JACOB JENSEN
□仕様
ABS樹脂、メタル
□サイズ
W135 D198 H94
□デザインコンセプト
デザインは万人に理解される言語である。
ティチオ/TIZIO
懐かしい昭和のおもちゃ、「水呑み鳥」を連想させるデスクライト。
電流は低電圧化してアームに流し、高さ調整はウェイトでバランス取ることで、
コードやスプリングをいっさい持たないシンプルな構造を実現させています。
構造体に電気を流すなんて、なにげにすごいことをやっていますね。
デザイナーのリチャード・ザッパーは、
照明や家具の他にも車やパソコンのデザインも手がけてます。
IBMのThinkPadは彼のデザインです。
なんとなく似てますよね。
シェードの後ろに突き出した板状の部分は、
熱くなるシェードの持ち手としてのデザインだと思うのですが、
下の方にも丸い球が付いた棒状の持ち手がついています。
この棒は影を落とすので良くないですね。
デザイン的にも無いほうが良いと思うのですが。
デザイナーの意思に反して、シェードで火傷をしないように、
メーカーが後から無理やり付けさせたとか?
個人的にはちょっと謎なデザインです。
このライトは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネント・コレクションにも選ばれていて、
20世紀モダンデザインの傑作と言われています。
日本のCMやドラマにもちょくちょく出てきます。
最近では、アリナミンEXのCMで、柳葉敏朗さんのデスクに置いてありま した。
□名称
ティチオ/TIZIO
□作者・デザイナー
リチャード・ザッパー/Richard Sapper
□メーカー
□仕様
□サイズ
□デザインコンセプト
シン ラウンジ/SHIN LOUNGE
その後欧州のさまざまな大学でコンピューターによる建築の教鞭をとり、
最近の研究活動はコンピュータービジョンと半自動ロボット、
進化した人間機械相互作用とマルティメディアシステム工学への応用、だそうだ。
なんというマルチな才能の持ち主。
さらに、なかなかのイケメン。
シン ラウンジ/SHIN LOUNGE
□作者・デザイナー
カルロ・コロンボ/Carlo Colombo
□メーカー
アルフレックス/arflex
□仕様
オーク材/布
□サイズ
W640 D600 H650 SH370
□デザインコンセプト
低重心でありながら、絶妙な緊張感を醸し出すデザイン。
±0加湿器/±0Humidifier

プラスチックなのに全くチープな素材に見えない希有なデザインのプロダクトです。
そのデザインを導き出したのは、「張り」のデザインです。

デザイナーの深沢直人曰く、
「かたちに緊張感をもたせたい、
生き生きとしたものをつくりたいという漠然とした思いが、
総称されて、張りという言葉になっていた。
張りは表面が適度に引っ張られて、弾力のある状態と指す。」
それは生き方にも例えることができ、
「生きるための目的、あるいは生きがいともいわれるものがその人間に加わる力であって
それを押し返す力によってバランスされている状態が張りである」と言っています。
ひとつのプロダクトに人の生き方までも込めようとするデザイナーは多くは無いでしょう。

ドーナツ状のタンク部分には把手が収納されていて、
水を一杯に入れたタンクでも、安全に運ぶことができます。
□名称
±0加湿器/±0Humidifier
□作者・デザイナー
深沢直人/FUKAZAWA,Naoto
□メーカー
±0/±0
□仕様
本体:ポリプロピレン樹脂、タンク:ポリカーボネート樹脂、色:ホワイト
□サイズ
W305 D305 H155.5
□デザインコンセプト
「張り」のデザイン。「張り」は、輪郭の力のことです。
LCW/ラウンジチェア
見た目では想像ができなかった座り心地に感動した椅子です。
プライウッド(成形合板)のやわらかな曲面が、
体を包み込むように心地良い姿勢にホールドしてくれます。
イームズはプライウッドの一体成形で椅子を作ろうとしていたそうです。
しかし一体成形をあきらめ、パーツ同士をゴムを挟んで接合したことが、
飛躍的に座り心地を良くしているのでしょう。
見れば見るほど計算されつくされたデザインです。
座面裏にはしゃれたイームズのサインプレートが付いています。
このあたりも本物への愛着が湧く所です。

LCWは同じミッドセンチュリーのイサム・ノグチやジョージ・ネルソンと、
とても良く合います。
デザインコードがうまく統一できていた時代ですね。
□名称
LCW
□作者・デザイナー
チャールズ&レイ・イームズ/Charles & Ray Eames
□メーカー
ハーマンミラー/Herman Miller
□仕様
プライウッド・ウォールナット
□サイズ
W559 D616 H674 SH394
□デザインコンセプト
三次元曲面を持つプライウッド(成形合板)による椅子








